『ワイオンの環境問題』

田辺高校2年 硲 芽唯

私は、オーストラリアのゴミや環境について、街を見たりホストファミリーに聞いたりして調べました。オーストラリアの街は、いろんな所にゴミ箱が設置されていて、とてもきれいでした。オーストラリアの人は、よくゴミ拾いをするそうです。でも、学校はあまりきれいじゃありませんでした。学校にもゴミ箱は設置されていましたが、みんな地面に座って食事をするし、食べ物を投げて遊んだりするので、食べ物のゴミが少しありました。日本と違って、みんなで掃除する習慣がないみたいなので、用務員のような人が、ほうきとちりとりで掃除をしていました。ゴミの分別は大まかに決まっていますが、日本ほど細かくは無く、リサイクルできるもの・埋め立て・その他のゴミの3つに分けているそうです。リサイクルできるものには、ガラス・ペットボトル・ダンボール・金属・非金属・エンジンオイル・車のバッテリー・コンクリート・煉瓦・タイルなどがあり、日本とほぼ同じでした。ゴミ袋は有料の黒い袋で、ゴミの種類によって分けられていませんでした。家庭で出たゴミは、火曜日の夜にゴミ捨て場へ出しておくと、日本と同じようにゴミ収集車が持って行ってくれるそうです。やはり今、オーストラリアで一番問題になっている環境問題は、水不足だと思います。トイレの流す所も、日本と同じように二つに分けられていました。私もなるべく節水するように心がけましたが、日本ではあまり気をつけたことが無かったので、難しかったです。資源全ては永久にあるわけではないので、オーストラリアの人々の節水を見習って、みんなが少しずついろんなものを節約し、協力すれば、住みよい世界が広がり、それが少しでも長く続くと思いました。

帰国レポート

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