神島高校3年 釣本 ゆま 

 私たちは今回、予定が急に変更になり実際にホームステイできたのは、ほんの数日間だけでした。18日間のうち2週間ほど、2ヶ所のキャンプ場で生活しました。

 まず、日本との違いを感じたのは人と人との距離が近いということです。写真を撮るときなど、男女関係なく普通に肩を組みます。会話しているときでもけっこう距離が近いです。また、何かを発表するときや自分の意見を言うときなど、日本人みたいに照れたりすることはなく、堂々としています。すごく積極的でテンションも高いです。オーストラリアに来る前に、積極的な人が多いとは聞いていましたが、実際にその雰囲気を味わって、日本人はやっぱり控えめな人が多いなと実感しました。それから、目が合うと必ずニコッとしてくれたり、「Hello!」と言ってくれたりします。

 2つ目のキャンプ場で小学生の子たちと一緒だったのですが、化粧をしていたりピアスを開けていたりしている子がいてお洒落でした。小学生のころからピアスを開けているのには驚きました。全体的にオーストラリアの人は実際の年令よりも大人に見えました。大学生の人かな?と思ってたら私より二つ下だった、ということもありました。オーストラリアの女の人は日本と比べると大人っぽい服装をしています。男の人はパーカーを着ている人がとても多かったです。

 オーストラリアの家庭で、日本と大きく違うと私が思ったのは、『食器を洗剤で洗ったあと泡を流さずにそのまま布巾でふく』ということです。オーストラリアの人は水を大切にしているからだと思うけれど、本当にびっくりしました。
 サラダなどの野菜はひとつひとつが大きく切られていて豪快だなと思いました。そして、ひとりずつ小皿にわけるのではなく自分で好きな量をとる、といった感じでした。

 オーストラリアの人はフレンドリーで親切な人が多く、みんな楽しそうに過ごしていました。また、いつか機会があれば行きたいです。